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EMA事務局通信310

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EMA事務局通信310                                    2012/11/14

  ■□ 【 コ ラ ム 第 22 回 】

       『 気付き、考え、行動するきっかけとなる場つくり 』

     特定非営利活動法人
     浜松子どもとメディアリテラシー研究所 理事長/
     EMA賛助会員  長澤 弘子
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会員及び関係者各位

モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)事務局です。
平素は当機構の活動にご協力いただき誠にありがとうございます。

コラム第22回は、EMA賛助会員である特定非営利活動法人浜松子ども
とメディアリテラシー研究所理事長の長澤弘子様にご執筆いただき
ました。

『 気付き、考え、行動するきっかけとなる場つくり 』をお届けし
ます。

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      『 気付き、考え、行動するきっかけとなる場つくり 』
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特定非営利活動法人浜松子どもとメディアリテラシー研究所
理事長/EMA賛助会員 長澤 弘子

私たちの団体、特定非営利活動法人浜松子どもとメディアリテラ
シー研究所(メリ研)は静岡県西部を中心に活動している小さな
NPO団体です。8年ほど前に「インターネットや携帯ってヤバくな
い?」という素朴な疑問から保護者や市民が集まってできた団体
なので、青少年健全育成とかICT推進とか、明確なミッションを
持つ団体とは少し違っています。主な活動は講座や研修事業です
が、どの場合も「教えない・押し付けない」と「子どもの世界を
知り尊重する」を守り、「市民である」スタンスを最も大切にし
ています。

メリ研の講座では、「情報提供をする」と「自分の目で確かめる」
と「自分だったらどうするかを考える」というプログラムを実施
しています。それは、「教えてもらうだけではわからない」し
「どうしていいかわからない」でも「強制されるのは嫌」だから。
私たち自身が受け手になった時も、きっとそう感じることでしょう。

一人ひとりの大人が、今、起きていることを知り、想像や思い込
みではない事実を確認し、自分や子どもの行動が危険に直結して
いることに気付き、自分の行動を考えてみる。そんな一人ひとり
が気付くための時間や場を設定することで、子どもを取り巻く環
境を少しでも良くすることができるはずだ、そんな思いでメリ研
は活動しています。

先日、情報学部の大学生にお話しする機会があり、小中学生のネ
ット利用について触れたところ、彼らからこんな感想をいただき
ました。「小学生がネットゲームで小遣いを使っていることが理
解できないし、良いことだとも思わない。」「小学生がスマホと
か、いろんな機器を使ってネットをやっているなんて驚いた。」
と。ついこの間まで子どもだった彼らでさえもそう感じているこ
とに驚きましたが、多分、彼らの小学生時代とは大きく様変わり
しているのでしょう、たった7〜8年前のことなのに・・・。
「子どもの世界や文化を知り尊重する」ことは、決して迎合する
ことではありません。が、子どもの頃の経験がない私たち大人が
判断を誤らないためには、目まぐるしく変化する今の状況を正し
く認識することが必要なのだと改めて思いました。

20〜30年くらい先には、生まれた時からインターネットに触れて
いた人たちの社会になります。社会のありようや価値観文化の変
化で、今より課題が少なくなっていることを期待しつつ、メリ研
は活動を続けていこうと思っています。


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【長澤 弘子(ながさわ ひろこ)プロフィール】
特定非営利活動法人浜松子どもとメディアリテラシー研究所(メリ
研) 理事長。
メリ研は、平成16年にさまざまな子育て支援クループが集まった
市民団体で、子どもたちのよりよいメディア環境をつくっていく
ための活動「ケータイ部会」を開始。以来、さまざまな研修会やフ
ォーラムを展開した結果、メディアや自分がおかれている状況を
客観的にとらえ、自ら気づき、考え、行動するきっかけとなる場
の存在が有効であり、さらに普及させていくことも重要であると
感じ、平成19年8月にNPO法人として新たにスタートした。個人的
には、浜松市市民協働推進条例や総合計画の策定委員、また静岡
県事業仕分けの仕分け人を務めるなど、「市民の参画と協働」が
活動の根っこ。
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 ≪コラムについて≫
 「青少年のインターネット利用」をテーマに配信していまいりま
 す。EMA事務局通信をご購読いただいている皆様と、広範且つ深
 い知識・情報を共有することにより、さまざまな角度から「青
 少年のインターネット利用」について考えていきたいと思ってお
 ります。

 コラムへのご意見・ご感想・ご要望等ございましたら、ぜひとも
 事務局までメールにてお寄せください。

     宛先:EMA事務局
     メールアドレス:jmk@ema.or.jp

 どうぞよろしくお願い申し上げます。
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