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EMA事務局通信249

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EMA事務局通信249                    2011/12/07

  ■□ 【 コ ラ ム 第 10 回 】
 
          『モバイルネイティブ出現が社会に求めるもの』

                  株式会社オプト 海外事業本部
              北京欧芙特信息科技有限公司 董事長/
                       EMA監事 寺田 眞治
                                                          □■    
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会員及び関係者各位

いつもお世話になっております。
モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)事務局です。
平素は当機構の活動にご協力いただき誠にありがとうございます。

コラム第10回『モバイルネイティブ出現が社会に求めるもの』を
お届けいたします。


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         『モバイルネイティブ出現が社会に求めるもの』

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株式会社オプト 海外事業本部 
北京欧芙特信息科技有限公司 董事長/
EMA 監事 
寺田 眞治


デジタル機器やネットが存在することが当たり前であり、それ以前
が想像できない世代をデジタルネイティブと呼びますが、今の子供
たちにとってのデジタル機器とは携帯電話や最近ではより高機能な
スマートフォンであり、モバイルネイティブと呼べるかもしれませ
ん。


携帯、スマフォは、大人にとってはあるとき急激に普及した魔法の
小箱ですが、デジタルネイティブである子供達にその感覚はありま
せん。私たちの世代では始めからラジオ、テレビがあるのが当たり
前だったのと同じです。ただし、携帯は自ら情報を探したり発信す
ることができるため、ラジオ、テレビのような単なる使用制限だけ
では、その利用方法や得られる情報を制限することは困難です。


では携帯やスマフォを与えなければ良いのかといえば、モバイルが
当たり前になった現在、生活に必要となる技能の習得を妨げ、情報
格差という新たな問題を生むことになってしまいます。


そこでフィルタリングという仕組みにより、有害サイトを遮断しよ
うとする取り組みが進められてきましたが、子供の全てがモバイル
ネイティブとなった今、次のステップ、つまりネイティブ達の成長
を支援する段階へと進む必要があります。


今後は、欧米のパソコンで普及しているようなコンテンツのレイテ
ィングによるきめ細かなコントロールのような、成長段階に合わせ
た利用方法、知識や作法の習得ができる仕組みが必要になります。


モバイルネイティブの出現は、もはや制限といった考え方ではなく、
モバイルネット上の正しい作法や習慣を身につけさせることを社会
に対して要求しています。


我が国はモバイル文化が世界で最も発展していると言われています
が、社会全体でモバイルネイティブを育てる仕組みができて初めて、
「文化」と呼び、誇ることができるのではないでしょうか。


そのためには、行政や業界関係者だけに任せるのではなく、先進諸
国の中で最も関心が低いといわれる我が国の親や教師が、積極的に
仕組みづくりに参加することが重要になります。


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【寺田 眞治(てらだ しんじ)プロフィール】
 1983年甲南大学法学部卒業。音響エンジニア、広告代理店の企画、
 株式会社サイバードの共同設立、三菱商事シニアアドバイザー、
 株式会社インデックス執行役員等を経て現職。
 総務省の各種委員をはじめ、業界団体の活動にも従事し、MVNO協
 議会会長代行や一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム
 理事等を歴任。
 主な著書に『中国電子書籍ビジネス調査報告書2011(インプレス
 R&D、2011年)』、『ライフログビジネス(インプレスR&D、2009
 年)』等がある。
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 ≪コラムについて≫
 「青少年のインターネット利用」をテーマに配信していまいり
 ます。EMA事務局通信をご購読いただいている皆様と広 範且つ
 深い知識・情報を共有することにより、さまざまな角度から
「青少年のインターネット利用」について考えていきたいと思
 っております。

 コラムへのご意見・ご感想・ご要望等ございましたら、ぜひと
 も事務局までメールにてお寄せください。

     宛先:EMA事務局
     メールアドレス:jmk@ema.or.jp


どうぞよろしくお願い申し上げます。
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